不動産投資と聞くと、資金が多く必要だと思われる方も多いと思います。
そのため、不動産投資は一般の人々にはあまり馴染みのない投資法でした。
しかし昨今、こうした不動産投資をゲーム感覚で学ぶことができるスマホアプリが登場してきており、不動産投資がより身近になっています。
そこで、不動産投資ゲーム・アプリの種類や、プレイするメリットや注意点についてご紹介してみたいと思います。
不動産投資ゲームをするメリット
不動産投資は必要な資金が多く、実際に投資することを躊躇する人も多いです。
しかし、実際に始めてみれば利益をあげられる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時、不動産投資をゲームで遊べれば、模擬体験によって不動産投資がより身近になります。
この「身近になる」ことが一番のメリットといえるでしょう。
また、「不動産投資を実際にしている感覚」を得られることもメリットの一つです。
不動産投資は実際に行ってみなければコツが分りにくいものです。
ゲームで不動産投資にチャレンジすることで、不動産投資がどのようなものかということや、利益が得られる工夫といった感覚を磨いていくことができます。
さらに、不動産投資ゲームはアプリさえインストールすれば簡単に始めることができ、自己資金を用意する必要がありません。
将来不動産に投資してみたい場合に備えて今から準備をするという場合でも、自己資金なしで勉強ができるというメリットがあります。
不動産投資ゲームをする際の注意点
もっとも、不動産投資ゲームをする場合には注意点があります。
それは、こうした不動産投資ゲームを、ネットワークビジネスや投資への勧誘ツールとして使っているところもあるということです。
キャッシュフローゲームをリアルで遊ぶイベントに勧誘されることもありますが、こうした会合に誘われた場合は断った方が無難でしょう。
また、不動産投資ゲームを行う場合の注意点として、途中から有料になる場合もあります。
さらに、投資ゲームで十分練習をしたからといって安心はできません。本当の投資は異なる要素も多く、ゲームやデモトレードで上手くいったから実際の取引も上手くいくとは限らないということも注意しておきましょう。
不動産投資の疑似体験ができるおすすめゲームアプリ
それでは、不動産投資の疑似体験ができるおすすめゲームアプリについてご紹介しましょう。
Landlord
Landlordは位置情報を利用して、実際の場所でバーチャルな不動産取引を行うことができるAR(拡張現実)やGPS位置情報を活用したビジネスシミュレーションゲームになります。
Landlordではゲーム内でバーチャル物件を購入、売却したり、株式やデジタル資産をトレードすることができ、キャッシュフロー構築によってゲームでの資産を増やせます。
まるで現実のように不動産トレードを行うことができ、プレイヤーは50,000ドルのゲーム内の資産からスタートし、所有するバーチャル物件をアップグレードしたり売却することでさらに利益を得られるようになっています。
さらに、ゲーム内の不動産オークションはとても現実的な方法に沿って行われるので、実際にファイナンスについて学ぶことができ、現実の不動産投資の参考にもなります。
このゲームはFacebookやFoursquareと連携していて、所有するバーチャル物件の場所にだれかがチェックイン投稿を行うとゲーム内で収入が得られるようになっています。
この不動産投資ゲームで賢く・注意深く投資を行うことが学べるのです。
さらに、ビリオネアバトルとして、世界中の億万長者プレイヤーと競うことができ、お金の動かし方や最も効率的な方法での運用等について学べます。
ニコニコまごころ不動産
ニコニコまごころ不動産は10兆円という借り入れ金を抱えた状態からスタートします。不動産売買を行うことで借り入れたお金を返済するという設定で行われる不動産投資ゲームです。
このゲームはどちらかというと不動産投資そのものを疑似体験するというよりも不動産会社の立場を楽しむゲームで、不動産会社の仕事はどのようになっているのかということを学びやすい内容になっているのです。
不動産会社には物件を探しているというお客様が来店します。
そうしたお客様に対して、「物件をどれくらいの価格で売却できるのか」ということが醍醐味というように作成されているゲームです。
会社が所有している物件をお客様におすすめする時、その場の判断力や交渉力が鍛えられ、テンポ良く契約が進められるのが面白いと言ったコメントなどもあります。
さらに、営業ノルマもあり、どんな物件がお客様からのニーズがあるのかということや、どのようにお客様に対応すれば売れるのかということが体系的に学べるという特徴があるアプリです。
不動産王
不動産王は韓国で50万DLを記録したと言われるゲームアプリで、この不動産王では不動産売買のほかにも、企業間のM&Aに関する知識を学ぶことができたり、秘書との交流などを楽しめるといった特徴もあります。
この不動産王のゲームは小さな建物からスタートして世界で最も高いビルの所有者となると言ったストーリ性があり、世界中のグローバル企業買収から始まる斬新なストーリーが用意されているという点が特徴です。
この不動産投資ゲームは韓国で人気のある投資ゲームですが、今後、日本のプレイヤー向けのオリジナルイベントやコンテンツなども追加される予定です。
まとめ
昨今は不動産投資ゲームアプリにより、身近ではなかった不動産投資のイメージが変わってきつつあります。
不動産投資アプリには実践的な投資の内容のものから、手軽に不動産投資を楽しむことができるタイプなど様々です。
資金を実際にかけずに不動産投資を体験できる良い機会ですよね。
またアプリで体験することで、実際の不動産投資をよりスムーズに進められるメリットもあります。
上述したリスクにも注意しながら、ぜひ楽しく不動産投資を勉強してみてくださいね。
