昨今、海外不動産が不動産投資家たちから注目を集めています。
海外不動産は国内の不動産と比較して高い利回りが期待できるものなどがあり、日本国内で少子高齢化が進行する中で市場の縮小なども心配される中、投資先として魅力的な物件が多くあります。
国内の不動産市場が成熟してくると、国内から海外の不動産投資に切り替える投資家も増えているのです。
不動産を見つける時には、できるだけ不動産に関する情報を集めてからそのメリットを比較する必要があります。
そのような場合に、よりよい海外不動産を探すためにおすすめのサイトがあります。
ここでは、海外不動産を探す時におすすめのサイトについてご紹介してみたいと思います。
海外不動産おすすめサイト
SEKAI PROPERTY
海外不動産投資に興味があるものの何から始めたらいいのかよくわからない、どの国の不動産が将来的に価格上昇が期待できるのかを知りたいという人も多いのではないでしょうか。
SEKAI PROPERTYは世界30カ国をこえる物件情報がチェックできる海外不動産サイトで、これからの発展が期待できる東南アジアなどの不動産投資について調べることができます。
グローバルなポータルサイトのSEKAI PROPERTYは、国内を含めた世界30か国、5000もの物件を日本語で見られるという特徴や、物件購入から管理や売却まで対応、 海外不動産投資を行う際のリスクや注意点などが掲載されているといった特徴があります。
またセミナーや、不動産視察ツアーに格安で申し込むことも可能です。
海外不動産について知りたいけどどうやったらいいかわからないという場合にはSEKAI PROPERTYがおすすめです。
Trulia
アメリカで不動産投資を行いたいという人はアメリカの不動産情報サイトTruliaはとても便利です。
Truliaは不動産データサービスを提供する企業で、2014年にZillowに買収され他のですが、独自のオリジナリティのある不動産サイト運営が行われています。
このTruliaの最大の特徴として挙げられているのが、生活に重要な情報を網羅的にチェックすることができるという点になります。
このサイトでは不動産の物件情報だけでなく、アメリカでの生活を行うために重要な通勤に関する情報や周辺施設などの情報、教育に関する情報や地域の犯罪性に関する情報が全体的な視点で提供されています。
そのため、生活するとなる時になるショッピングなどの情報を始め、地域の治安情報などを知ることができるというメリットがあります。
つまり、生活に重要な情報を網羅的に知ることができるのです。
RE/MAX
RE/MAXは世界約100カ国、約7,400のFC加盟店をもち、11万人超のエージェントネットワークを有するグローバル不動産フランチャイズになります。
RE/MAXはエージェント制度を用いて毎年多くの家族や企業が不動産を売買するのをサポートしています。
RE/MAXは日本法人もありますが、アメリカやカナダなど、多くの国々にネットワークを有しています。
そのため、その国の不動産を調べたい時には不動産を持ちたい国のRE/MAXのサイトを利用することができるのです。
RE/MAXはエージェント制度というビジネスモデルをもち、お客様に透明で公平かつ合理的なサービスを提供しています。
不動産所有に関する興味を持つ国のサイトを調べることで、よりニーズに合った不動産を探すことができます。
この会社はだれもが幸せになれる不動産マーケットを形成するということを目指しており、利用しやすいサイトを通じて不動産投資に興味を持つ人々をサポートしているのです。
Zillow
Zillowはアメリカの不動産データサービスの提供する不動産情報サイトです。
このサイトの特徴として、情報量がとても豊富で透明性があるということが挙げられ、アメリカで不動産を探しているという場合にはとても参考になるサイトです。
Zillowはアメリカ全土を対象として、オープンデータを用い、独自算出した不動産価格の査定情報などを提供しています。
アメリカでは投資を目的とする不動産トレードが盛んで、不動産投資を行っている投資家などは毎日のように価格をチェックしている人も少なくありません。
そうした人々が参考にしているのがZillowになります。Zillowは透明性が高く、この不動産サイトが持つデータは全米で1億件以上という非常に多い情報量があります。
さらに、2014年にTruliaを買収し、全米で圧倒的なシェアを誇る不動産情報サイトとなっています。
そのため、アメリカの不動産投資を検討したいという場合にはこのサイトをチェックすることはとてもおすすめです。
Foreland Realty Network
Foreland Realty Networkは海外不動産の投資や物件購入等に興味がある人に対して、日本人向きの優良物件を多数紹介している不動産紹介サイトになります。
Foreland Realty Networkのサイトでは、ハワイをはじめ、シンガポールや マレーシア、フィリピンやタイ、カンボジアやベトナムと言った国々や、アメリカやイギリスの物件などが紹介されています。
海外移住に興味がある人などもこのサイトを利用しています。
Foreland Realty Networkでは海外不動産セミナーや物件視察ツアー等を行っており、不動産の取扱国もASEAN各国へと拡大してきたサイトです。
現在はハワイやアメリカ国本土など、先進国も網羅し、今後もさらに幅広いお客様のニーズに対応するサイトになります。
海外不動産投資.com
海外不動産投資.comは海外不動産投資を検討している人や海外投資は初めてという人などに対して海外不動産投資をトータルにサポートしている海外不動産投資情報サイトです。
このサイトの特徴は、アメリカの集合住宅投資に特化しているという点や買付けから運営~売却までワンストップでサポートしているという点が挙げられます。
このサイトは不動産エンジニアや鑑定士をはじめ、土壌調査専門家や金融機関等の専門家を活用した事前詳細調査などで、クロージング実行などをサポートしています。
投資機会の発掘や評価、不動産取得や運営管理、将来的な物件売却までの全プロセスを通した安全な投資実行が可能という特徴があります。
Best-Estate.jp
Best-Estate.jpは日本の不動産に興味がある外国人の人々のための不動産情報サイトです。
日本の物件を海外の人が興味を持っているということも多くあります。
このサイトはそうした海外のお客様に対して、日本の物件検索ができるサイトになります。
日本の不動産も海外の方から見ると、また違った魅力があります。
そうした日本の不動産情報を提供しているという特徴があるのがこのサイトです。
海外不動産サイトを見る際の注意点
海外不動産サイトを見る場合には注意点があります。
そこで、その注意点を4点ほどご紹介します。
経済に左右されやすい
まず、海外不動産は日本の経済よりも、その国の経済に左右されるという特徴があります。
そのため、海外情勢に影響されるということになります。
そうした海外情勢を読み誤るとすぐに損失が出る点に注意が必要です。
海外不動産価格等は、その国の経済情報を頻繁に入手する必要があり、この点は注意ポイントです。
ただ、外国の経済情報はほとんどが英語で伝えられるため英語スキルは必要です。
例えば2008年に起こったリーマンショックはアメリカ住宅バブル崩壊が引き金になりました。
そして、瞬く間に世界に不況の波が広がりました。その結果、不動産価値の急激な下落がおこり、キャピタルロスが生じました。
こうした情勢をいち早くキャッチして損失防止のための対策をとる必要があるということなのです。
現物を見てから投資しよう
また、海外の物件情報がわかりやすく提供されており、現地へ行くための交通費などを抑えるという点から、ともすれば現物を見ずに投資してしまうリスクがありますので注意が必要です。
ですが、写真だけでは分からないリスクが潜在している可能性もあります。
出来る限り、実際に自身の目で見て確認した上で投資を行うようにしましょう。
不動産仲介業者の中には現地ツアーを提供しているところもありますので、現地リサーチを行ってから購入することがお勧めです。
レバレッジを効かせることができない
さらに、海外不動産投資は全額ローンを組むなどして、大きなレバレッジを効かせることができないという点が挙げられます。
融資を受けて大きな投資を行うことができないため、購入を考えている場合には自身で資金を用意する必要があるでしょう。
この点も注意点です。
海外不動産投資は一般的に、購入金額の5割くらいしか融資が受けられません。
全額をローンで組むのは国内不動産投資ならではのメリットともいえますが、海外ではこうした方法は利用できないので注意しましょう。
さらに、不動産が所在する国によっては外国人は不動産オーナーになることができない国もあります。
また、不動産を所有するためには様々な手続きが必要な国もありますので、興味がある不動産がある国の法律や決まり等を事前に注意しておくと言うことが注意点です。
考えもしなかった規制で財産を失うことになっては意味がありませんよね。
そのため、レバレッジも含めた制度全体について上記のサイトで勉強してみましょう。
まとめ
日本では少子高齢化や震災、原発問題などの要因で、海外不動産に注目する投資家たちが増えています。
海外に目を向けた資産保全の一環として不動産投資を考える人もおり、こうした人々におすすめの海外の不動産サイトについてご紹介しました。
それぞれの不動産情報サイトでは独自のネットワークを用いて、不動産取引に興味を持つ人々に必要な情報を提供しています。
そのため、海外不動産に興味があるけれどもどのようにして物件を調べたらよいのかわからないという場合は、今回ご紹介した不動産情報サイトなどを参考にしてみるのはおすすめです。
いろいろと情報を集めて比較し、ベストな不動産を見つけましょう。